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2018.10.02

身近にあるEQ

名古屋もだいぶ涼しくなってきましたね。1ヶ月前までの気温が嘘みたいです。

さて、昨日はEQについて書きました。ライブやレコーディングをする際にこのEQ(イコライザー)が音に輪郭を与えたり、様々な楽器がゴチャゴチャにならないように調整する機器のことだと言う話をしました。今日はもう一歩踏み込んで書いていきたいと思います。

~身近にあるEQ~

昨日の記事の最後に書きましたがEQはエレキギターやエレキベースには本体に最初からついている場合が多いです。またアコギの方でも「エレアコ」と言われるアンプやミキサーに指して音を大きくできるようになっているアコギの方はボディーの上側にEQがついていることも多いです。(大体EQとボリューム、チューナーがワンセットになっています)

また各種アンプ(ギターアンプ、ベースアンプ、キーボードアンプ)などにもEQはついています。そもそもEQとは電気機器なので完全なアコースティック(生音)の場合は作用しません。生音でもマイクで拾ったりすれば電気機器を通るのでEQがかけられます。

ここで生徒さんが疑問に思うのは「ギターとアンプ、両方にEQ着いていても片方あればいいんじゃないですか?」という素朴な疑問。

ふと考えると最もな気もしますが、これは重要です。なぜならアンプに音が入る前にEQがかかっているのとアンプの中でEQをかけるのは違うからです。カレーのルーを煮込む前の食材と一緒に鍋に入れるのか、食材を煮込んだ後の鍋に入れるのかってくらい違います(笑)

特にエフェクターをかける際は最後に来るのがアンプです。アンプに行く前の最初の音を作るのがギターのトーンとも言えます。ただ、実際はトーンボリュームとりもPUセレクトスイッチでコントロールする場合の方が多く触らない人は多いです。(PUセレクトスイッチとはどのPU=ピックアップで音を拾うのか選択するスイッチのこと。フロントPUの方が低音成分が多く、リアPUは高音成分が多い)

まだあまりギターのトーンやアンプのEQ触ったことないって方は触ってみてください。ディストーションとかはギター側でリアPUのトーン全開にすると歪やすくなりますよ。

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